おでこは顔か？頭か？顔のパーツの重要部位

突然ですが、質問です。

「おでこは顔ですか？　それとも頭ですか？」

この質問は、小顔矯正に対する認識修正と基礎的な解剖学の一歩です。

おでこは「前頭骨」という立派な頭の骨

解剖学的には、おでこは「前頭骨」という頭蓋骨の一部です。
つまり、頭の骨なのです。

けれども、お化粧をするときにおでこに化粧を施さない人がいないように、皆さんの日常生活において、おでこは「顔の一部」として浸透しているのだと思います。

おでこは、顔なのか、頭なのか？
その質問がどうして大切なのかといいますと、小顔矯正の視点でみると「顔」の矯正の場面で、おでこを無視して、施術の対象から除外するということは、顔の矯正としては不十分な考え方になるからです。

顔の矯正には、おでこは施術の計画からは外せない大切な部位です。
また、顔の骨を構成する骨格にとっても前頭骨は切り離せない重要な立ち位置にあると考えられるからです。

おでこと小顔・美顔の深い関係

私の施術経験では、この、おでこの部分である前頭骨が、頬骨の張り、ハチの張り、面長、エラ……お客様が悩まれる多くの問題の鍵を握っていると私なりに解釈していますし、私が施術をして来た多くの小顔矯正施術例で、おでこの形を気にせずに施術を行った事は一度もありません。

小顔矯正、顔の矯正において、おでこは無視できない最重要部位になります。

矯正に入る前に、お客様の額の形がどのような形なのか、ゆがみ、傾斜、でこぼこ感などを詳細に確認する必要が有ます。

おでこの形は、眉、目、頬骨にも強く影響を及ぼします。
髪の毛をアップにして人に見られるぐらい綺麗なおでこでであれば、印象の柔らかい顔立ちになるのではないでしょうか？

小顔矯正で、「おでこ美人」を目指してみるのも良いですね！

おでこの歪みセルフチェック

鏡を見て、よくよく観察してみてください。以下のような特徴はありませんか？

1. おでこの上の髪の毛の生え際がきれいな円を描いていない
2. おでこの右端、左端の幅が違う
3. おでこに段差がある
4. 眉骨とおでこの境目が低く、眉骨が高い
5. おでこを指でなぞるとでこぼこしている

このように、ご自身のおでこをあらためて観察してみると、意外におでこは滑らかでないと思われた人も少なくないかもしれませんね。

おでこの歪みは顔の歪み、顔の歪みは頭の歪み、頭の歪みは顔の歪み
どうですか？小顔矯正といっても奥が深いと感じられませんか？

おでこの歪みが頬骨・エラ・面長を作り出すメカニズム

おでこの歪みがあったとして、それが顔にどのような関係があるのか？
おでこの歪みが顔の歪みと関係が深いとお話すると、ピンとこない人が多いでしょうけれども、おでこと顔についてよくよく考えてみると小顔矯正に対する興味が少し変わってくるかもしれません。

おでこを顔や頭の部品として見てみると

分かりやすく、電車や車のフロント部分に置き換えて考えてみましょう。

電車や車のフロントガラスを「おでこ」だと思ってください。

もし、フロントガラスが歪んでいても、左右の形状が対称であってもどうしても車体にフロントガラスを装着しなければならないとします。

その場合、窓枠をフロントガラスに合わせて成形しなければなりません。

窓枠を成形すると、次は、窓枠が装着しているボディも、窓枠に合わせて成形しなければならないですね。

これは人間の顔でも同じに例えて考えることが出来ます。

顔も同じ——おでこが歪めば全体が歪む

前述の電車や車のフロントガラスの例えではないですが、人間でもおでこの形が悪ければ、左右の眉骨、頬骨、アゴ、エラ、頭のハチなど、いろいろな部位がおでこの骨に合わせるために形を合わせて行く必要がでる…私はそのように理解しています。

これは「おでこ」だけに限らず、頭蓋骨全体に当てはまると考えます。

顔、頭のどこかの骨が歪む、大きさが左右で異なるなど、顔、頭の骨の形状によって全体にひずみが出た場合を考えると全体がひずむ。

つまり、顔の一部が歪んでいる場合、顔、頭のすべてが歪んでいる
そう考えるのが理論的には整合性があると私は考えて、審美小顔矯正を創案しました。

部位だけの矯正では矯正にならない理由

小顔矯正を行う際、今お話ししたように、フロントガラスだけ、窓枠だけの歪みを整えれば良いというのでは無いのと同じで、頬骨だけ、エラだけを矯正するというのは理屈に合いません。

原因を見つけなければ矯正できない

• 頬骨が出ている原因はどこにあるのか？
• エラが張っている原因（骨格構造的な原因）はどこにあるのか？
• ハチが張っている原因はどこにあるのか？

原因が見つからなければ、矯正ができるはずもないということに気づいてください。

そして前述のように、「頬骨が高ければ押せば低くなる」という単純な問題ではありません。

愛車やご自宅のドアが閉まらないから、叩けば閉まる、蹴飛ばせば閉まる……ということではないのです。

顔、頭の全体矯正という考え方

部分的な矯正では結果が出ない、矯正がうまくいかないのであれば、部分ではなく全体を矯正しなければなりません。

レミスティックの顔・頭の全体矯正

顔、頭の全体矯正をするとき、レミスティックではお客様に座っていただいての矯正も行うケースがあります。特に面長矯正などは椅子に座っての矯正が多い施術のタイプですね。

椅子に座っての小顔矯正は、とても不安定な状態ですし、強い力など入れられない状態ですが、レミスティックの審美小顔矯正がお客様が椅子に座った状態でも可能な小顔矯正と思って頂けますと、本当に力が必要ない小顔矯正なのだという事がご理解いただけるのではないでしょうか？

おでこと、エラ、頬骨との関連性

へこみがあれば、必ず出っ張りがある

お顔にへこんでいるところがあれば、必ず出ているところが生まれます。
これは地形と同じで、山があれば谷があるのと同じ理屈です。

例えば、日本人の顔で時々見るお顔ですが、おでこの両脇がくぼんでいる方。
こういうかたの場合は、頬骨も張り出しますし、エラも張り出します。

顔の輪郭が出っ張ったり、引っ込んだり、でこぼこ、でこぼこしています。
ご自身、または親しい人の顔を観察してみて下さい。

お顔の特徴は、お顔の一部にだけ現れるよりも全体に現れます。

小顔矯正は「審美」が大切

私の小顔矯正の名称は「安井式審美小顔矯正」です。

審美とは「自然の美しさ」

審美というのは自然の美しさという意味です。

人はどなたでも、歪みがなければ美しいと思うべきです。

それは、親から授かったものでもありますし、天からの借り物だからです。

母胎の中での歪みが発生する以前の状態へ

私の矯正は、私が推論する「母胎の中での歪みの発生」が起こる以前の歪まない状態に戻すことを目標としています。

本来の持ち味を残して、本来、歪んでいなかった場合を想像したとき、それは美しいお顔です。

現在の美男、美女の基準は、現代という時代が生んだものであって、自然な人の顔には関係のない世界です。

おそらくは平安時代の美男美女、江戸時代の美男美女、もっと古くは原始時代の美男美女は、きっとナチュラルな美男、美女を指していたのだと思います。

頬骨・エラ・面長に関するよくある質問

Q1. 頬骨だけを低くする矯正はできますか？

A. 頬骨だけを押して低くするという方法では、根本的な改善にはなりません。頬骨が張り出している原因（おでこの歪み、頭全体のバランスなど）を見つけ、顔全体を整えることで自然に頬骨の張りが改善していきます。

Q2. エラ張りは咬筋（噛む筋肉）が原因ではないのですか？

A. 咬筋の発達がエラ張りに関与しているケースもありますが、それは結果であって原因ではありません。骨格の歪みによって咬筋に負担がかかり、発達してしまうケースが多いため、骨格そのものを整えることが重要です。

Q3. 面長を改善するにはどのくらいの期間が必要ですか？

A. 個人差がありますが、顔全体のバランスを整える審美小顔矯正では、1回の施術でも変化を実感される方が多いです。ただし、定着させるためには複数回の施術と、日常生活での姿勢や習慣の見直しも大切です。

Q4. おでこの歪みは自分で治せますか？

A. セルフケアでできることは限られています。おでこの骨（前頭骨）は頭蓋骨の一部であり、専門的な知識と技術が必要です。自己流で強く押したりすると、かえって歪みが悪化する可能性もありますので、専門家に相談されることをおすすめします。

Q5. 小顔矯正は痛いですか？

A. 安井式審美小顔矯正では、力づくで押したり引っ張ったりすることはありません。顔全体のバランスを見ながら、骨が自然に元の位置に戻るようにアプローチするため、痛みはほとんどありません。